行政書士とは

　行政書士は、行政書士法（昭和２６年２月２２日法律第４号）に基づく国家資格者です。お客様の依頼を受け、報酬を得て、役所に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続代理、権利義務、事実証明及び契約書の作成等を行います。

　市民の皆様の日常生活や事業者の皆様の事業活動は、その多くが行政手続とつながっています。その結果、市民の皆様が官公署に書類を提出する機会も実に多く、また、社会生活の複雑高度化に伴い、作成に高度な知識を要する書類も少なくありません。

　行政書士が官公署に提出する書類等を正確・迅速に作ることにより、市民の皆様には煩雑な事務から解放されるとともに諸権利が守られ、また、行政においても効率的な処理が確保されるというメリットがあり、行政書士制度の必要性は極めて高いものがあります。

　近年、行政書士の業務は、依頼されたとおりの書類を作成する代書的業務から、複雑多様なコンサルティングを含む許認可手続きの業務へと移行してきており、高度情報通信社会における行政手続の専門家として大きく期待されています。